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仏作文の個人レッスン 「外国語としての日本語」 「吉本ばななとキッチン」 [仏作文力養成]

仏作文のレッスンの10回目。
添削していただいたので、アップ。

今回はフランス語にするにあたってどう扱っていいのかよく分からない部分が多く、
自己判断で単純な構文を選んで書いたけど、まあそれでも大きく外してなかったみたい。


第1題
日本語を上手にしゃべる外国人がずいぶん増えてきた。外国語を話すのが苦手な日本人としてはありがたいことだ。しかし、同時に、こちらの外国語教授法が間違っているのではないかという疑問もわいてくる。

私の作文
Les étrangers qui peuvent bien parler en japonais sont assez plus nombreux qu'avant. Cela est vraiment préférable pour les Japonais qui sont faibles en conversation des langues ètrangères. Cependant, à la fois, cela me donne une question : Y a-t-il de graves défauts sur la méthode d'enseignement des langues étrangères au Japon ?

構文はこのままで良いけど、単語選びでぽつぽつ間違いあった。
赤い部分が問題になった部分。

peuvent → savent
これは、基本的な pouvoir と savoir の使い方の間違い。つまり、
 savoir   技術を持っているという意味でのできる
 pouvoir   その状況でのその動作ができる
  Je sais nager, mais je ne peux pas nager à cause de la grippe.
    水泳はできるけど、インフルエンザのために泳ぐことはできません。
「日本語を上手にしゃべる」 しゃべるは技術をしっているという意味だから、savoirを使う。
ただし、フランス人はいつもそこまで深く考えてつかっているわけではないらしく、
pouvoir でも十分通じると言われたそうだ。でも、こういうのは仏検では間違いになるとのこと。

assez plus → relativement plus
「ずいぶん」で、assezを使うのはおかしい。
relativement  比較的、わりあい、相対的に を使ってはというアドバイスがあったとのこと。
「ずいぶん」にこだわらずに、以下の表現で十分通じる。(仏作文講座の第5回でやったね)
 De plus en plus nombreux sont les étrangers qui savent bien parler japonais.
 Le nombre des étrangers qui savent bien parler japonais augmente.
 Un nombre croissant d'étrangers savent bien parler japonais.

préférable → bénéfique / avantageux
 よく意味を考えて、訳語を選ばないと意味が通じなくなる。
 préférableは、二つのものを比較して、好みをいうときに使う形容詞。
 préférable A à B  BよりAがこのましい
 しかし、ここの「ありがたい」は感謝や好みの問題ではない。
 大辞泉の第2項の意味「都合よく事が進んでうれしく思うさま」
 助かる、役に立つ、ためになる 有用 この辺で単語を選ぶべきだったということ。

「外国語を話すのが苦手な」
faible  (学科や教科が)「苦手」という場合に限定される
あまりこれに使える形容詞がないので、単純に下のように書く方がいい。
 qui ne parlent pas très bien en langues étrangères
実はもともとこのように書いたのだけど、parlerが前の分で重なるのを気にして書き直した
と、先生におつたえしたら、s'exprimerを使うことを勧められた。
こんな感じのシノニムはたくさん覚えておかないとダメだね。
他にも、doué, e 才能に恵まれた といういう形容詞を使って否定形で書くことも可能。
 qui ne sont pas doués en langues étrangères
doué は教育に関する文章などを読むと、よく見かける。

donne → pose
une → la
 問題を提起する、質問する poser une question これは動詞と名詞の決まった結びつき
ここでは、この後に質問が具体的に提示してあるので、定冠詞を使う。

最後の部分
la méthode d'énseignements des langues étrangères au Japon
ここの前置詞と冠詞の選び方はこの通りで良いと言われた。
la méthode de 無冠詞名詞
au Japon はdu Japonでも良いのだけど、de がいくつも続いて意味が分かりにくいので、
明確にできる前置詞 au を選ぶのは悪くないとのこと。

添削後
Les étrangers qui savent bien parler japonais sont relativement nombreux qu'avant. Cela est vraiment bénéfique pour les Japonais qui ne sont pas doués en langues ètrangères. Cependant, à la fois, cela me pose la question : Y a-t-il de graves défauts sur la méthode d'énseignements des langues étrangères au Japon.

先生の作文
Aujourd'hui, un nombre croissant d'étrangers parlent courramment le japonais. C'est bénéfique pour nous les japonais, qui ne s'exprimons pas très bien en langues étrangères. Pourtant, en même temps, l'on peut s'interroger sur l'éfficacité de notre propre façon d'enseigner les langues étrangères.

courramment 流暢に
en même temps 同時に
以下の二つはほぼ同じに使える。
  à la fois A et B
  A en même temps que B


第2題
「わたしがこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」吉本ばななは『キッチン』の冒頭にこう書いた。「台所」という一語は、この女性作家がまったく新しい観点から人生を語り始めていることを感じさせたのである。

私の作文
Le debut de l'œuvre “ Kitchin - la cuisine ” ecrit par Banana Yoshimoto est Je crois que mon plus préferé lieu du monde est la cuisine. Avec le mot cuisine, nous avons senti que cette écrivaine commençait à parler de la vie d'un toute nouveau point de vue.

ecrit → écrite
un œuvre   集合的に(特定の画家・音楽家の)作品
une œuvre  (文学・芸術の)作品
 ここは、文学作品だから、過去分詞は女性形に変化
 アクソン落ちもあって恥ずかしい。
間違いやすいから、本の時は、livreを使った方が良いとのアドバイスをいただいた。

吉本ばななのキッチンは仏語訳されている。タイトルは、「Kitchen」。
本のタイトルはイタリックで書く。論文などのタイトルは《》で囲むのが、決まり事だそうだ。
単語をくくる時は" " を使うようだ。
Kitchen 注釈をいれたいなら、Kichen (la cuisine)
ああ、英語の綴りも間違ってる(恥)
最後の文章の提示部分を示す、est の後は、: を入れておけばいい。
こういう記号の使い方って、日本語で使うときのルールを明確には覚えてないけど…。

mon plus préferé lieu → mon endroit plus préféré
私の一番好きな場所 こういう場所の時はendroitがよい 語順も間違ってる
仏検2級の面接の定番質問 Quelle est votre saison préférée ? で考えれば当然だったorz

un endroit 一般的に場所で使える単語
un liue  何かが起きた場所という意味で使われる単語
 lieu de naissance 出生地
 lieu de la catastrophe nuclaire  原子力災害の地
une place 場所という日本語にあてはまることはほとんどない。地位・席の意味で使われる

du monde ここも、第1題のau Japon の理屈で、au monde と書くのも可。

toute → tout
pointにかかってるのだから、男性形。vueに目が行ってたんだと思う。
でも、形容詞のnouveauにしてる。ちぐはくしてるよ。

添削後
Le debut de l'œuvre Kitchin (la cuisine) écrite par Banana Yoshimoto est : Je crois que mon endroit plus préferé du monde est la cuisine. Avec le mot "cuisine", nous avons senti que cette écrivaine commençait à parler de la vie d'un tout nouveau point de vue.

他の解答例
Banana Yoshimoto commença son roman "Kitchen" par écrire :
Le mot "cuisine" a fait sentir au lecteur que l'écrivain allait parler de la vie dans une toute autre perspective.

先生の例はBanana Yoshimotoを主語にして能動態で書くパターン
私の作文はl'œuvre Kitchinを主語にして受動態で書くパターン
通常は受動態はあまり使わないが、前の文章との関係で受動態を選ぶこともある。
この問題では前のことは分からないので、どちらも可能。

後半の分では、「作家がかたり始めている」の部分で
cette écrivaine commençait à parler de la vie
l'écrivain allait parler de la vie
私はcommencer、先生はallerを使っている。
commencerだと、人生を語り始めたことを感じさせ、
allerを使うと、これから語ろうとしていると未来を感じさせる感じ。
作文としてはどちらもあってると言われたけど、個人的にallerの方が文意に沿っているように思う。

「~な観点から」で使える表現
d'un certain point de vue  ある見方をすれば
dans une perspective historique 歴史的観点から
この二つも前置詞と名詞の結びつきのパターンが決まっているので注意。


次の課題はいただいているけど、先生のご都合で一週間お休み。
なので、これまでの作文をしっかり復習をしようと思う。

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仏作文の個人レッスン 「外国語としての日本語」 「吉本ばななとキッチン」 [仏作文力養成]

仏作文のレッスンの10回目。
今回もお題は2つ。

ちなみに、仏検過去問の手持ちがなくなったそうで、お題は大学入試問題とのこと。
私、こんなの英語で書けないよ。(英語って勉強ほとんどしたことないもんなぁ)
まさに、今回の第一題そのもので、日本の英語教育使えね~。
さらに、私の英語は実践レベルは高校時代をピークに低下の一途。
英語に関しては向上意欲はゼロだもんな(苦笑)
それでも、仕事で使う単語などで、フランス語より語彙だけは多いから、始末悪いわ。
脱線はさておき。


第1題
日本語を上手にしゃべる外国人がずいぶん増えてきた。外国語を話すのが苦手な日本人としてはありがたいことだ。しかし同時に、こちらの外国語教授法が間違っているのではないかという疑問もわいてくる。

Les étrangers qui peuvent bien parler en japonais sont assez plus nombreux qu'avant. Cela est vraiment préférable pour les Japonais qui sont faibles en conversation des langues ètrangères. Cependant, à la fois, cela me donne une question : Y a-t-il de graves défauts sur la méthode d'enseignement des langues étrangères au Japon ?

第2題
「わたしがこの世でいちばん好きな場所は台所だと思う」吉本ばななは『キッチン』の冒頭にこう書いた。「台所」という一語は、この女性作家がまったく新しい観点から人生を語り始めていることを感じさせたのである。

Le debut de l'œuvre “ Kitchin - la cuisine ” ecrit par Banana Yoshimoto est 《 Je crois que mon plus préferé lieu du monde est la cuisine. 》 Avec le mot 《 cuisine 》, nous avons senti que cette écrivaine commençait à parler de la vie d'un toute nouveau point de vue.


前回に比べると、どちらのお題もとっつきにくい。
こういう場合、日本語をフランス語に訳す前に、
頭の中でフランス語にしやすい日本語に訳し直すのだけど、
その同じような意味になりそうな日本語すら思いつけない。
特に、キッチンの方は撃沈予想…。もとの日本語が日本語くさすぎる?
こういうタイプの主語のない日本語の解釈は前後からの判断によるので、
この情報だけでは十分ではないが、そこは補うしか無いようだ。
日本語を読み取るだけで疲れる場合もあるんだね。

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仏作文の添削とメモ 「働く女性の結婚感」 「森林との共生」 [仏作文力養成]

今週はシリーズものの読書(和書)にはまって、すっかり休んでしまった。
ようやく読み終えたので、再開しよ。

添削していただいたので、その内容とメモ。 前回の記事

第1題
自分より若い男と結婚するのが、働く女性の間で最近流行っている。ナイーブで、威張り散らすこともなく、進んで家事を手伝ってくれるというのが彼女らが挙げる理由の一つである。

Ces derniers temps, chez les femmes au travail, un style de vie est populaire: c'est de se marier avec un homme plus jeune qu'elles-même. L'une des raisons pour lesquelles elles choisissent ce mariage est que les hommes moins agés sont souples et pas arrogants, et puis qu'ils participent volontiers aux travaux ménagers.

意味は大体通じていますとのこと。
実際、考えすぎて、わざわざ複雑にしている部分が多かったみたい。

Ces derniers temps, chez les femmes actives, il est à la mode de se marier avec un homme plus jeune qu'elles. L'une des raisons pour lesquelles elles font ce choix est que les hommes moins agés sont souples, pas arrogants, et participent volontiers aux travaux ménagers.


les femmes au travail → les femmes actives 
働く女性の意味で後者がよく使われているとのこと。
ただ、私の表現もTV5かなんかで見たもののパクリではある。

「流行っている」で私が思いついたのは、3つ。
être populaire
être à la mode
être en vogue
選んだのは、populaireだったけど、これは人間にたいして使うのが普通とのこと。
「人気がある」というところが意味になるのだろう。
être à la mode が一番妥当でしょうとのこと。

構文としては、il est 形容詞(句) de inf... で十分通じる。
つまり、下手な小細工はしない方が良いってことだね。

最初の一文の他の例
Ces derniers temps, un nombre croissant de femmes actives se marient avec un homme moins âgé qu'elles.
最近、年下の男性と結婚する働く女性が増えています。
かなりすっきりだけど、これで十分意味は通じてる。
日本語に引きずられず、フランス語らしさを追求する方向のが大事ってこと。

elles choisissent ce mariage  フランス語としては変なのだそうだ。
elles font ce choix  こう変えてはどうかというアドバイス。

「彼らは、ナイーヴで、傲慢でなく、家事の手伝いをすすんでしてくれる。」
この部分は、Il est A, B, et C. の形でまとめるとすっきりする。
Ils sont souples, pas arrogants, et participent volontiers aux travaux ménagers.
Ils sont souples, pas arrogants, et prêts à participier aux travaux ménagers.

この文のナイーヴには、添削してくれたネィティヴの方からも
soupleが最適な訳でしょうということになりましたとのコメント。
うれしい~。考え抜いた甲斐があった~。調べたときの記事
他には、sensible 感受性が強い、敏感な なども良い。
naîfは、やはりかなりネガティブなイメージで、頭働いてないってイメージらしい。

「彼女らが挙げる理由の一つである」 の部分は、私のように最初に提示しなくても、
..., sont autant de raisons qu'elles évoquent.
..., leur sont autant de raisons.
理由を列挙して、これが理由ですとくっつけることもできるとのこと。


第2題
人間は今まで森林と調和を保って暮らしてきたが、いまや状況は急速に変わりつつある。事実、地球上から森林が姿を消すにつれて、気候は深刻な影響を受け、飢餓人口が増えている。

Jusqu’à une période très récente, les humains vivaient en harmonie avec les fôrets. Mais, à présent, nos circonstances continuent de changer rapidement. En effet, au fur et à mesure que les fôrets disparaissent sur la Terre, cela exerce une grave influence sur le climat et le nombre des personnes souffrant de la faim augmente.


青字 自分で見つけた間違いを修正した部分
la clima → le climat  la clim は空調、la climatisation の略。しばしば取り違えてる。
la terre → la Terre  地球の意味では、大文字で書く。

こちらは間違いが少なかった。
こういう論説的な方がどこかで見かけた記憶のある表現が使いやすいせいかと思う。

Jusqu’à une période très récente, les humains ont vécu en harmonie avec les fôrets. Mais, à présent, nos situations changent rapidement. En effet, au fur et à mesure que les fôrets disparaissent sur la Terre, cela exerce une grave influence sur le climat et le nombre des personnes souffrant de la faim augmente.

今まで → Jusqu’à une période très récente  
~と調和している → en harmonie avec
~するにつれて  → au fur et à mesure que
飢餓に苦しむ人々  → personnes souffrant de la faim
このあたりは最近読んでいた記事からのパクリ。

~な影響を与える  → exercer une influence 形容詞
~が増えている  → le nombe de 定冠詞名詞 augmente
この2つは仏作文講座で習ったこと。

ま、オリジナルな部分がなければないほどフランス語っぽくなるってのが現実だってことだな。
パクるときにはいつもその意味が本当に日本語と等価になっているのかが悩むのだけど、
とくに、au fur et à mesure queを使うのは初めてなので、相当悩んだけど、よかったようだ。

以下、添削部分のメモ
vivaient → ont vécu  よくよく考えればそうなのよ。
                期間が定まっている過去の話だから、複合過去だよorz

nos circonstances → nos situations
実は最近覚えた単語を使いたかっただけ。
先生によれば、les circonstances de ... のように、限定された状況に使うらしい。
どうやら抽象的な状態を指すわけではなく、限定された個々の一場面を指すようだ。
situation はより広い意味で使うことが出来るようで、
プチロワでも、立場、地位、政治・社会などの情勢、(地理的な)位置など 意味に広がりがある
ここの「状況」は抽象的な意味が大きいので、situationの方が良い。
先生に正しいのかどうか聞くの忘れてたけど、自分が複数にしたのは、
いろんな立ち位置からの状況が存在するはずだからと思ったから。
でも、添削してもらっていたら、単数でも問題なさそうな感じだった。

continuent de changer rapidement  → changent rapidement
つまり、『~しつつある』を訳そうとして苦労しているわけ。
「これって、アスペクトですよね。」と確認したところ、
「そうです。」とのこと。
で、アスペクトで悩んだときは『無視する』のが手っ取り早い解決法とのこと。
これが今回のレッスンでの最大のポイントかも!

évoluer  1.進展する、進行する、変わる、2.進化する、発展する、発達する、3.動き回る
changerの代わりに使える動詞で覚えておくと便利とのこと。
英語の evolution のためか進化のイメージが日本人には2の意味で思いがちだけれど、
フランス人は事態が進むという意味で使うことが多いとのこと、
この文章では「しつつある」という意味にもあっているとのこと。

en voie de inf/無冠詞名詞  ~の中にある、~しつつある  これも使えるとのこと。
animal en voie d'extinction    絶滅の危機にある動物
Il est en voie de devenir un grand écrivain.  彼は大作家への道を歩んでいる
une voie  交通路、線路、車線、道路、道、進路、手段

être en train de inf   ~している最中である ってのもあるけど、
これは、本当にその時に行動している時のことにしか使えない。
train と voie の意味をちょっと考えれば分かりやすいね。

en effet
「実際」とか、「事実」とか日本語であるときにはいつも迷ってしまう。
まだ直観的には出来ないから、辞書で確認していることを先生に言ったら、
「確認しているということは、違いがあると分かってるとわけですから大丈夫です」って。
先生はいつも優しいなぁ。
まあ、私の場合フランス語が生活に直結しているわけではないので、
スパルタしても仕方ないと思っての言葉としても、その配慮そのものはありがたいことだ。
プチロワによると、
en effet  前の文章で述べたことの理由・根拠が続く  
en fait   先に述べたことに対立する内容が続く 
de fait   先に述べたことと一致する内容が続く
今回の文章はen effetのパターンにあてはまる。わけで、私も正しいものが選べた。

personnes souffrant de la faim
ここの後半は現在分詞での修飾になっているので、性数一致はさせてない。
実は、辞書には形容詞としてのsouffirantも載っている。
この単語が現在分詞なのか、形容詞化しているのか私に不明だけど、
私が読んだ文章には一致させてなかったから私もパクッたというのが実情。
迷った時はネィティブ表現に従えというのも大原則。
先生に尋ねてみたら、ここは現在分詞で使われているので、一致なしでいいとのこと。
逆に、形容詞化途中で現在分詞なのに一致させるものもあるらしい。


以下、参考に先生が書いた作文を上げておく。
En effet, la disparition progressive des forêts sur la Terre entraîne un profond changement climatique ainsi que la faim chez de plus en plus de personnes.

カッコいい~。この主語は私には立てらないけど、でも、格の高さは分かる。
「主語に何を立てるのかがフランス語では重要ってことです」と先生も言われていた。
先生、DALF C2を受験されたとこのとですが、ほぼ満点合格されたそうだ。
きっと、格調高いフランス語オンパレードだったのだろうな。
それでもまだ悩むことあるというのだから、私ごときが悩みだらけでも当然だわ。
悩んでこそ勉強になるってもので、がんばろ!

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仏作文の個人レッスン 「働く女性の結婚感」 「森林との共生」 [仏作文力養成]

仏作文のレッスンの9回目。
自由作文は難しい表現を使う方向を避けがちになってしまうから。
しばらく仏検的な課題で続けることにした。
いただいた課題は二つ。

第1題
自分より若い男と結婚するのが、働く女性の間で最近流行っている。ナイーブで、威張り散らすこともなく、進んで家事を手伝ってくれるというのが彼女らが挙げる理由の一つである。

Ces derniers temps, chez les femmes au travail, un style de vie est populaire: c'est de se marier avec un homme plus jeune qu'elles-même. L'une des raisons pour lesquelles elles choisissent ce mariage est que les hommes moins agés sont souples et pas arrogants, et puis qu'ils participent volontiers aux travaux ménagers.

最後の部分は、最初の思い付きでは
et puis qu'ils aident avec plaisir leur femme à faire le ménage et la cuisine.
こんな感じだったが、子供っぽすぎるので書き換えた。
原文も「手伝ってくれる」ってまだ家事分担は女性というニュアンスありありだが、
aiderを使うと、家事分担の主体は女性って感じがしないかな?
participerなら、妻とは関係なく分担部分をやってくれそうな気もする。←勝手な思い込み
あと、日本語に不足している部分を足し切れてない感じがする。


第2題
人間は今まで森林と調和を保って暮らしてきたが、いまや状況は急速に変わりつつある。事実、地球上から森林が姿を消すにつれて、気候は深刻な影響を受け、飢餓人口が増えている。

Jusqu’à une période très récente, les humains vivaient en harmonie avec les fôrets. Mais, à présent, nos circonstances continuent de changer rapidement. En effet, au fur et à mesure que les fôrets disparaissent sur la Terre, cela exerce une grave influence sur le climat et le nombre des personnes souffrant de la faim augmente.

悩んだのは、「今まで」と言うけれど、今は含んでいない過去で、
その後の「いまや」以下は近い過去に始まって今も続いている状況を語っている。
あと、「…しつつある」とか「…するにつれて」 これもアスペクトってやつ?

青字 自分で見つけた間違いを修正した部分
la clima → le climat  la clim は空調、la climatisation の略。しばしば取り違えてる。
la terre → la Terre  地球の意味では、大文字で書く。

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基本的には、感情的な用語がない2の方が楽。
感情的な言葉は、適切にあう言葉を選ぶのが難しいと思う。

でも、もしこの二つのテーマを与えられて、個人的に意見を言いたくなるのは1の方。
例えば…

女性の社会進出が進んで自立可能となって、
同等の立場で家庭を築けるパートナーが欲しくなっただけと、私は考えます。
それに、現状若い男性でないと同等の立場に当たらないというのは、
まだまだ女性の立場が弱いということの表れです。  

てな感じ。でも、これをフランス語で言うのはまだ無理だわ…。



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和文仏訳レッスン 添削とメモ 「フランスへの幻想…」 [仏作文力養成]

仏作文の添削レッスン 7回目
添削していただいた分をまとめていなかったので、アップ。
ずいぶんと遅れてしまったが、ノートを見直しているだけで、
先生に言われたことも思い出せるから不思議だ。

問題はこちら。
   ↓
「かつて、フランスといえば「文化の国」で、何もかもがオーラに包まれていた。しかし、東京ーパリ間が飛行機で12時間にまで縮まった今日では、幻影もかなり薄らいでいるように見える。そんななかで唯一健闘しているのが、「美食の国フランス」という神話である。」

このところやっている課題は仏検何級相当なのか聞いたら、仏検1級とのこと。
ちなみに、ワタシ、仏検2級も持ってないんですけど…。先生ご存じなんだろうか?

「作文は合格者でも半分程度点数が取れればいいくらいですから」と
笑って言っておられた。
まあ、家で作文するだけならなんとかなるけど、
試験中にどれだけ正確に表現思い出せるかとなると、困難極めるだろうな。

以下、添削とメモ



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