DELF A2 受験してきた… [DELF関連]
本日、受験無事終了したので、受験報告。
昨日は完全休養でフランス語封印していた。
試験に向かう車内で「虎と小鳥」で耳のウオームアップ。
受験者10人ちょっとしかいませんでした。淋しい…。年齢・性別は意外に混合。
席に指定がなく、空いてる席に自由に座ってよかったのには、ちょっとびっくりした。
一番後ろに座ったのだが、聴解問題のことを考え前の方に移った。
周囲をちらっとみると、対策本などを見ている人が多い。
待ち時間は机にうつぶせて、「星の王子さま」の朗読を聞いて、集中。
どうにも態度悪いな。>自分
筆記試験は1時間40分。 聴解、読解、文章作成。 各分野25点
始めに、聴解問題。20分くらいで終わる。
聴解問題が終わったら、各自他の課題に取り組んでよい。時間配分は自由。
聴解4題 20分くらい。
内容はもうはっきりと覚えていない。(←問題は最後に回収される)
「虎と小鳥」より遅く、スピードはついていけるレベルだが、2回しか聞けない。
30秒読んで→聞く→30秒解答→もう一度聞く→30秒解答 次の問題へ…
ポーズが短く、矢継ぎ早でに次の音がやってきた。
解答にもたついていると、1度しかまともに聞けず、大変焦った。
電話番号がやっぱり出題された。2ケタ数字の羅列、聞き取れず、無念。
3回聴いたらほとんどわかるだろうが、常識的に聴き返していいのはやはり2回までだよねぇ。
聴解問題の後、読解20分、文書作成50分、見直し10分の気持ちでスタートしたが、
これまたそんなにうまくいくわけがなかった…。
読解4題 20分。
日常生活の問題で、量も多くなく、内容的にはわかりやすかったものの、
知らない単語もあり、自分の理解で合ってるかどうかの不安は残る。
解答を読んで、問題も読んで、すり合わせるのに時間がかかる。
選択問題はともかく、回答を書かせる問題はうまく書けてないかも…。
一通り解答したところで時計をみたら、20分ちょっと経っていたので、次の作文へ進む。
文章作成2題 60分
問題を思い出すに、以下のような感じ。
「フランス人の友達に山での休暇の様子を絵葉書で伝えなさい。」
「語学研修の知らせを送ってきた友達にお礼を言い、
自分がいついくのか、行ったら相手と何をしたいのか伝えるメールを書きなさい。」
それぞれ60~80語なので、それほど時間かからないかなと思っていたが、
最初に構成をどうするか考えるのに、意外に時間を要してしまい…、
下書き(←メモ用の白紙をくれる)をせず、いきなり解答用紙に記入…。
あれこれ深く考えずに、自分の使える表現をつなぐ形で書いていった。
ちなみに、DELFは解答はボールペン(青・黒)で書かねばいけないので、
普段からボールペンで書くことに慣れておくといいかも。←私はそうしてる。
修正液・修正テープは使ってもいいが、
間違いに間違いを重ねて、3回も塗るとひどい状態orz
途中で、すこし書きたいことが増えて、なんとか規定単語数に達しそうなものの、
「残り10分です!」と言われてもまだ書き上げてない体たらく。
ギリギリまで使って、最後に«Bisou !» と書いて、いきなり締めた(←良いのか?苦笑)
もちろん、全体を見直しをする時間などなく、そのまま提出…。ぐったり。
午後から口頭表現の受付は予定時間の30分前からとのこと。
2時間近く空くため、一旦帰宅。昼ご飯を摂って、出直し。
口頭表現 8分くらい?(準備10分) 25点
出直した後、受付。準備時間前に、試験内容を書いた用紙をくれた。
読んでおいてくださいとのこと。
1.自己紹介 2.モノローグ 3.ロールプレイ に分かれている。
用紙にはサンプルとほぼ同じ内容が書いてあった。
その後、2と3のテーマをくじ引き。テーマは準備時間になるまで見てはいけない。
順番が来て、別室にて試験準備10分。
まずは、くじで引いたテーマの確認。←もちろんフランス語で書かれてある。
難しいことは書いてないが、勘違いしないようにすこし丁寧に読んだ。
モノローグのテーマはかなり若者向きなものを引き当ててしまった。
「大学に行ったら、何したい?」「夢の職業」の2択。←当方不惑すぎの40代なんだが…。
どちらか選ぶしかないので、「職業」を選択。
ロールプレイは「メトロでバッグが盗まれた」「大学のエクスカーションに申し込む」の2択。
旅行での経験からぶっつけ本番できそうな「申込み」を選択。
後は、モノローグの筋をたてるだけで、あっという間に準備時間終了。
面接8~10分
習ったことはないが、知っている先生だったので、気は楽に。
挨拶→自己紹介
次で職業の話をするので、そのことを伏せていたが、
質問で、あっけなく職業を聞かれてしまう。簡単なので、すぐ答えられたけど。
モノローグ
職業を聞かれてしまったので、その辺は省いて話し始めた。
小さなころの夢とフランス語学習を生かしたい気持ちを絡めた完全創作だが、
ホントに夢見る気持ちがないわけではないので、嘘ではない。
未来形ではなく、条件法で話した方がいいってだけかも。
実際、未来形はすぐに破たんして、Je voudrais...で押し通した。それで良かったのか?
さらに、致命的なミスを犯していた。結論を最初に言うことを完全に忘れていた。
こういう面接って、場数こなさないと難しいかも…。
ロールプレイ
本気のナチュラルスピード…、こうなると部分的にしかわからなくなる。
こちらも本気でわからない顔になって、自分のわかっていることと要求を言い、確認。
相手の理解力に頼った作戦で、要点に抜けはないが、要領は非常に悪かったと思う。
でも、ちゃんと予約できたらしいよ。 これって、評価されるのか?
面接後、退室する際、最後に…。
Bon courage à vous pour la suite des entretiens ! ←スカイプレッスンで教わった
(この後の面接、がんばってください!)
いきなり、相手と同等の立ち位置にたっての発言をした形(笑)
でも、昼からすでに2時間、私の後も1時間くらい面接しなくてはいけないらしく、
ちょっと疲れているかなと思ったので、心から言えた。
先生、びっくりした顔してたw ←ロールプレイの反撃ができた気分になり、満足。
とはいえ、定型的な会話から少しでもはみ出ると、大抵破たんした。
面接なのにずいぶん助け舟出してもらったしねぇ。会話力養成講座の時と同じかも…。
でも、これが今の実力だし、仕方ない。
役に立つかわからないけど、受験報告はこれで終り。
各分野最低5点、総点50点以上が合格。
この状態でどのくらいの評価なのかねぇ。ちょっと楽しみ。
結果は7月末くらいにでるそう。落ちてたら、どうしよう。
でも、どの分野でも自分に不足している部分があぶりだされた気がするので、
受験したことは役に立ったと思う。忘れないうちに、書き出しておこう。
読解スピード不足、聴解スピード不足
未来時制・直説法以外の法・接続詞句が使えない
語彙不足(特に動詞)、綴りの不正確さ
R音L音の発音、二人称単数の相手にtuとvousが混在
結局、練習が全然足りてないってことかな。
とりあえず、いろいろ読んでいこうと思う。会話に関しても、ちょっと考えていこう。
試験で覚えた単語を記録。
une créche 保育所(乳幼児用 0-3歳まで) 初めて見たのに、なぜか記憶に残っていた。
あともう一つ。
un courriel Eメール ← un courrier 郵便物 とは違う。
これはフランス人がほとんど使わない「正しいフランス語」らしい。
だから、DELFに出ることがあるって一度聞いていた。
はっきり記憶していないけど、今回も使われていたように思う。
ちなみに、Eメールは、un mail を使うのが普通。
スカイプレッスンで習ったフレーズをもう一つ。
Je vous remercie de m'avoir consacré du temp.
(お時間を割いていただき、ありがとうございました)
話の締めにC'est tout.を使いたくなかったので、教えてもらっていのだが、
今日は話し過ぎて、時間オーバーでなし崩しで面接が終わり、使えなかった。
もし、機会があれば使いたいし、誰か機会があったら、ぜひ使って欲しいので、記録。
昨日は完全休養でフランス語封印していた。
試験に向かう車内で「虎と小鳥」で耳のウオームアップ。
受験者10人ちょっとしかいませんでした。淋しい…。年齢・性別は意外に混合。
席に指定がなく、空いてる席に自由に座ってよかったのには、ちょっとびっくりした。
一番後ろに座ったのだが、聴解問題のことを考え前の方に移った。
周囲をちらっとみると、対策本などを見ている人が多い。
待ち時間は机にうつぶせて、「星の王子さま」の朗読を聞いて、集中。
どうにも態度悪いな。>自分
筆記試験は1時間40分。 聴解、読解、文章作成。 各分野25点
始めに、聴解問題。20分くらいで終わる。
聴解問題が終わったら、各自他の課題に取り組んでよい。時間配分は自由。
聴解4題 20分くらい。
内容はもうはっきりと覚えていない。(←問題は最後に回収される)
「虎と小鳥」より遅く、スピードはついていけるレベルだが、2回しか聞けない。
30秒読んで→聞く→30秒解答→もう一度聞く→30秒解答 次の問題へ…
ポーズが短く、矢継ぎ早でに次の音がやってきた。
解答にもたついていると、1度しかまともに聞けず、大変焦った。
電話番号がやっぱり出題された。2ケタ数字の羅列、聞き取れず、無念。
3回聴いたらほとんどわかるだろうが、常識的に聴き返していいのはやはり2回までだよねぇ。
聴解問題の後、読解20分、文書作成50分、見直し10分の気持ちでスタートしたが、
これまたそんなにうまくいくわけがなかった…。
読解4題 20分。
日常生活の問題で、量も多くなく、内容的にはわかりやすかったものの、
知らない単語もあり、自分の理解で合ってるかどうかの不安は残る。
解答を読んで、問題も読んで、すり合わせるのに時間がかかる。
選択問題はともかく、回答を書かせる問題はうまく書けてないかも…。
一通り解答したところで時計をみたら、20分ちょっと経っていたので、次の作文へ進む。
文章作成2題 60分
問題を思い出すに、以下のような感じ。
「フランス人の友達に山での休暇の様子を絵葉書で伝えなさい。」
「語学研修の知らせを送ってきた友達にお礼を言い、
自分がいついくのか、行ったら相手と何をしたいのか伝えるメールを書きなさい。」
それぞれ60~80語なので、それほど時間かからないかなと思っていたが、
最初に構成をどうするか考えるのに、意外に時間を要してしまい…、
下書き(←メモ用の白紙をくれる)をせず、いきなり解答用紙に記入…。
あれこれ深く考えずに、自分の使える表現をつなぐ形で書いていった。
ちなみに、DELFは解答はボールペン(青・黒)で書かねばいけないので、
普段からボールペンで書くことに慣れておくといいかも。←私はそうしてる。
修正液・修正テープは使ってもいいが、
間違いに間違いを重ねて、3回も塗るとひどい状態orz
途中で、すこし書きたいことが増えて、なんとか規定単語数に達しそうなものの、
「残り10分です!」と言われてもまだ書き上げてない体たらく。
ギリギリまで使って、最後に«Bisou !» と書いて、いきなり締めた(←良いのか?苦笑)
もちろん、全体を見直しをする時間などなく、そのまま提出…。ぐったり。
午後から口頭表現の受付は予定時間の30分前からとのこと。
2時間近く空くため、一旦帰宅。昼ご飯を摂って、出直し。
口頭表現 8分くらい?(準備10分) 25点
出直した後、受付。準備時間前に、試験内容を書いた用紙をくれた。
読んでおいてくださいとのこと。
1.自己紹介 2.モノローグ 3.ロールプレイ に分かれている。
用紙にはサンプルとほぼ同じ内容が書いてあった。
その後、2と3のテーマをくじ引き。テーマは準備時間になるまで見てはいけない。
順番が来て、別室にて試験準備10分。
まずは、くじで引いたテーマの確認。←もちろんフランス語で書かれてある。
難しいことは書いてないが、勘違いしないようにすこし丁寧に読んだ。
モノローグのテーマはかなり若者向きなものを引き当ててしまった。
「大学に行ったら、何したい?」「夢の職業」の2択。←当方不惑すぎの40代なんだが…。
どちらか選ぶしかないので、「職業」を選択。
ロールプレイは「メトロでバッグが盗まれた」「大学のエクスカーションに申し込む」の2択。
旅行での経験からぶっつけ本番できそうな「申込み」を選択。
後は、モノローグの筋をたてるだけで、あっという間に準備時間終了。
面接8~10分
習ったことはないが、知っている先生だったので、気は楽に。
挨拶→自己紹介
次で職業の話をするので、そのことを伏せていたが、
質問で、あっけなく職業を聞かれてしまう。簡単なので、すぐ答えられたけど。
モノローグ
職業を聞かれてしまったので、その辺は省いて話し始めた。
小さなころの夢とフランス語学習を生かしたい気持ちを絡めた完全創作だが、
ホントに夢見る気持ちがないわけではないので、嘘ではない。
未来形ではなく、条件法で話した方がいいってだけかも。
実際、未来形はすぐに破たんして、Je voudrais...で押し通した。それで良かったのか?
さらに、致命的なミスを犯していた。結論を最初に言うことを完全に忘れていた。
こういう面接って、場数こなさないと難しいかも…。
ロールプレイ
本気のナチュラルスピード…、こうなると部分的にしかわからなくなる。
こちらも本気でわからない顔になって、自分のわかっていることと要求を言い、確認。
相手の理解力に頼った作戦で、要点に抜けはないが、要領は非常に悪かったと思う。
でも、ちゃんと予約できたらしいよ。 これって、評価されるのか?
面接後、退室する際、最後に…。
Bon courage à vous pour la suite des entretiens ! ←スカイプレッスンで教わった
(この後の面接、がんばってください!)
いきなり、相手と同等の立ち位置にたっての発言をした形(笑)
でも、昼からすでに2時間、私の後も1時間くらい面接しなくてはいけないらしく、
ちょっと疲れているかなと思ったので、心から言えた。
先生、びっくりした顔してたw ←ロールプレイの反撃ができた気分になり、満足。
とはいえ、定型的な会話から少しでもはみ出ると、大抵破たんした。
面接なのにずいぶん助け舟出してもらったしねぇ。会話力養成講座の時と同じかも…。
でも、これが今の実力だし、仕方ない。
役に立つかわからないけど、受験報告はこれで終り。
各分野最低5点、総点50点以上が合格。
この状態でどのくらいの評価なのかねぇ。ちょっと楽しみ。
結果は7月末くらいにでるそう。落ちてたら、どうしよう。
でも、どの分野でも自分に不足している部分があぶりだされた気がするので、
受験したことは役に立ったと思う。忘れないうちに、書き出しておこう。
読解スピード不足、聴解スピード不足
未来時制・直説法以外の法・接続詞句が使えない
語彙不足(特に動詞)、綴りの不正確さ
R音L音の発音、二人称単数の相手にtuとvousが混在
結局、練習が全然足りてないってことかな。
とりあえず、いろいろ読んでいこうと思う。会話に関しても、ちょっと考えていこう。
試験で覚えた単語を記録。
une créche 保育所(乳幼児用 0-3歳まで) 初めて見たのに、なぜか記憶に残っていた。
あともう一つ。
un courriel Eメール ← un courrier 郵便物 とは違う。
これはフランス人がほとんど使わない「正しいフランス語」らしい。
だから、DELFに出ることがあるって一度聞いていた。
はっきり記憶していないけど、今回も使われていたように思う。
ちなみに、Eメールは、un mail を使うのが普通。
スカイプレッスンで習ったフレーズをもう一つ。
Je vous remercie de m'avoir consacré du temp.
(お時間を割いていただき、ありがとうございました)
話の締めにC'est tout.を使いたくなかったので、教えてもらっていのだが、
今日は話し過ぎて、時間オーバーでなし崩しで面接が終わり、使えなかった。
もし、機会があれば使いたいし、誰か機会があったら、ぜひ使って欲しいので、記録。
2012-05-20 22:18