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Connais-tu l'univers de Bilbo le Hobbit ? [フランス語を読む]

1jour1acteの12月23日の記事

「指輪物語」の前日譚であるこの話は外せないのだよね。
内容が容易に推測できすぎて、さらさらと読めたけど、訳すと結構大変。日本語力の不足?

さらに、指輪に出てくる用語には特殊な和訳がついているものが多いので、その摺合せも必要。
シリーズものが別の会社から出版されているときには、
既存の読者を大事にする場合はこれまでの訳語に統一配慮されていて、
新しい読者を開拓したり、これまでのイメージを一新したい場合は新用語当ててくるように思う。
映画のロード・オブ・ザ・リングの場合は、後者のパターン。
まあ、それまでの訳語が古臭くなっていたし、ちょっと子供向きな印象だったので、
私個人はとくに困惑はなかった。
今回の私の訳については、記憶だけで書いているので、新旧入り混じっていると思われる。

原文
Connais-tu l'univers de Bilbo le Hobbit ?

「ホビットの冒険」の世界を知ってますか?

君は、「ホビットの冒険」のビルボを知っていますか? 小さな身長にも関わらず、この物静かな人物は自分の意にも反して英雄になってしまいます。他の誰でもなく、彼がエルフやドワーフ、オーク、魔法使いの間でのファンタジックな冒険に巻き込まれてしまうのです。でも、これらの種族はどういう存在なのでしょうか。1jour1acut はこの話の主な種族を君に紹介しましょう。

写真の説明
ビルボ・バギンズ(演じているのはマーティン・フリーマン) 冒険の英雄が写っています。
その後ろに、彼の仲間のドワーフもいます。

今日の出来事
映画の原作である、「ホビットの冒険」はJ・R・R・トールキンが1937年に書いた小説です。このイギリスの作家は魔法とファンタジーの世界、空想から着想を得た生き物で満ちた世界を生み出しました。
ビルボ・バギンズは、とても穏やかな生活を送るホビットです。でも、彼はわくわくする冒険心を持っていることに気が付くことになります。13人のドワーフとともに、ドラゴンのスマウグと闘ってドワーフの王国を取り戻すために、彼はエレボール山(はなれ山)に赴かなくてはなりません。

物語と登場する種族

ホビット
ホビットはビルボ・バギンズに代表される種族です。60㎝から120㎝と身長の低い人たちで、半人といわれています。ホビットはシャイアと名付けられた土地に住んでいます。彼らは毛深い足をしていて、靴を履きません。食べることと飲むことが大好きですが、一番好きなものはパイプ草です。彼らは日がな一日パイプをふかしているのです。

ドワーフ
ビルボは13人のドワーフに同行します。その王はトーリン・オーケンシールド。ドワーフはとても長いひげをたくわえ、山の中に住んでいます。そして、戦士であると同時に、偉大な芸術家です。鉱石から抽出した金を加工します。この本の中では、彼らは、ドラゴンのスマウグに奪われたかれらの父祖の地と財宝を奪還するつもりなのです。

エルフ
トールキンの世界の中では、この種族は1000年以上生きることが可能です。彼は、きわめて才能にあふれ、知的で、その上、美しく、優雅です。金髪もしくは褐色の髪ととがった耳を持っています。さらに、他の種族とは違って何キロも見通すことができる並はずれた能力をもっています。ビルボはこの冒険の途中で裂け谷でエルフと知り合います。

魔法使い
ビルボの冒険の中で、魔法使いは灰色のガンダルフに代表されます。灰色のガンダルフは長いひげをもつ神秘的な人物で、全身灰色の服をきています。魔法使いは常に杖を携帯し、そこから強大な力を引き出します。

ゴラム(ゴクリ)
この人物はとても変わっています。かつて、スメアゴルという名の、川の種族の一人でした。しかし、邪悪なひとつの指輪のせいで、彼は意地悪になり、ついにはとても醜悪な生き物に変わってしまいます。かれは生のままの動物や、人間、オークやゴブリンしか、食べません。

トロール、オーク、ゴブリン
これらの邪悪な種族はとりわけ見にくく、残忍です。冒険の間、彼らの探究の成功を邪魔しようと、何度もビルボと彼の仲間たちを攻撃してきます。

ドラゴンのスマウグ
黄金竜のスマウグは、ビルボとその仲間たちの一番の敵です。翼をもつドラゴンで、トーリン・オーケンシールドと彼の国民を、その王国であるエルボール山(はなれ山)からその財宝を奪うために追い払ってしまいました。それに対抗して、トーリン・オーケンシールドは彼の所有しているものを取り戻すと決意しているのです。

今日の単語  La fantasy
La fantasy というのは、奇妙な生き物の住む想像の世界を描いた文学の一分野です。ある面によれば、この世界は中世のように見えます。しかし、ファンタジーの中では、魔法がいたるところに存在し、魔法はその世界の住民にとっての日常の一部になっています。英語の《fantasy》という言葉は、「夢 rêve 」「空想 imagination 」を意味しています。


単語メモ
Bilbo le Hobbit   英語の原題は The Hobbit
           和訳本は「ホビットの冒険」 今回の映画の邦題は「ホビット」。
n'importe lequel  どれでも、だれでも
elf  エルフ
nain  ドワーフ ← 作品によっては小人と訳される(白雪姫とか)
orgue  オーク
magicien  魔法使い

Bilbon Sacquet またh、Bilbo Bessac   ビルボ・バギンズ  英語 Bilbo Baggins 
invneter 発明する、考案する、~を考えだす、思いつく、話などをでっちあげる
peuplé  人の住んでいる、de... で満ちた
peupler 集団で住み着く、人を住まわせる、植民する、(de…)~でみたす、一杯にする
inspirer ~を引き起こす、生じさせる、インスピレーションを与える、着想を与える、
inspiré  インスピレーション豊かな、霊感を受けた、(de...)~から着想(ヒント)を得た、~風の
mener une vie tranquille  穏やかな生活をおくる
palpitant 胸をときめかす、わくわくさせる、動悸がする、どきどきしている、ぴくぴくしている
se rendre 赴く、訪れる
la montagne d'Erebor  エレボール山(はなれ山)
reconquérir 再び征服する、脱会する、取り戻す
royaume 王国

la Comté シャイア(ホビット庄)  英語ではThe Shire

Thorin Écu-de Chêne  トーリン・オーケンシールド
guerrier 好戦的な、戦争の、 軍人、戦士
extraire 引き抜く、採掘する、掘り出す、抽出する、分離する
roche en bijoux 宝石の石 → 原石、鉱石 と思う。
récupérer 回収する、回復する、取り戻す

Fondcombe  裂け谷 英語では、Rivendell  シンダールではイムラドリス Imladris

puissant 強大な、強力な
pouvoir 力、能力、力量、影響力、支配力、権力、権限、権利

maléfique  邪悪な、不吉な
se nourrir 摂食する、食べる、食べ物を取る

cruel, le 残酷な、残忍な、むごい、過酷な、厳しい
empêcher 妨げる、
quête 募金、義捐金、探究、探究、探索、捜索

être déterminé à inf ~する決意をしている、断固として~しようとしている
appartenir à ~のものである、所有物である、~に属している、所属している

mettre qc en scène  (芝居)を演出する、上演する、(映画)を監督する
               ここでは、物語を演出する→「描きだす」の意味と思う。
imaginaire  想像上の、架空の
quotidien  毎日の、日々の
le quotidien  日刊紙、日常野的なこと、日常生活、日常性



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