フランス語を入力しやすくするために ~Windows 7の場合 [雑記]
初期状態のままでは、英語以外の外国語の入力はできません。
フランス語のアクソン記号などを書くときに、とても不自由です。
解決するには、いくつかの方法がありますが…、
おすすめは、学習している言語用の設定とキーボードのインストール。
フランス語の追加で説明していますが、「入力言語の追加」までは同じ手順です。
難しくはないので、やってみてください。
Windows 7の場合ですが、Windows xpもほぼ同様の手順だったと記憶してます。
それでは、解説に入ります。
まず、画面の隅のスタートメニューから、コントロールパネルを開きます。
開いたメニューから「コントロールパネル」をクリックします。
コントロールパネルの中から「キーボードまたは入力方法の変更」をクリック。
このパネルの「キーボードの変更」をクリック。
テキストサービスと入力言語のパネルが開くので、ここで「追加」をクリック。
入力言語を選択するパネルが開きます。
開いた画面に、びっくりするほどたくさんの言語が羅列されています。
まずは、スクロールして、フランス語を見つけてください。
フランス語のいろんな国のヴァージョンで入力形式がたくさんあります。
フランス語(カナダ)の+印をクリックして、開き、
その中から、マルチリンガル標準のチェックボックスを選択して、OKをクリック。
もちろん、この時にほかの配列を選んでも構いません。
でも、多くの日本のフランス語初学者の場合は、
アルファベットの配列がほぼ同じなカナダマルチリンガル標準が良いでしょう。
「ほぼ同じ」と書いているのは、若干違うところがあるからです。後述します。
フランス語以外の言語を選ぶと、その言語が追加されます。
言語を選択して、「OK」をクリックすると、ウィンドウが閉じて、前の画面にもどります。
フランス語がインストールされています。この画面の「OK」をクリックして、終了。
言語バーを見て、JPをクリックすると、
FR フランス語(カナダ)というものが追加されています。
このFRの部分をクリックすると、言語が切り替わります。
逆に、フランス語から日本語に戻る時は、FRをクリックして表示されたJRを選びます。
さらに、言語間の切り替えを簡単にするためには、ショートカットキーを使います。
ショートカットキーを使わない方は、キー配列に進んでください。
切り替えのショートカットキーの確認と選択の仕方。
上の方にあるタブのうち、詳細なキー設定を選択。
入力言語を切り替えるにカーソルを合わせて反転させ、「キーシーケンスの変更」をクリック
開いた画面の左側の言語の切り替えから、
好みのショートカットを選ぶ。ここでは「Ctrl+shift」選んでいます。
選んだ後、OKをクリック。
選んだキーを押せば、言語が切り替わるようになっているはずです。
(この場合は「Ctrl」キーと+「Shift」キーを同時押し)
以上で、キーボードのインストール・切り替えの説明は終了です。
次は、入力についてです。 キー配列は下記のようになっています。
画像をクリックすると、別タブですこし大きくなった画面が開きます。
対応する「Shift」キー、右「Alt」キー、右「Ctrt」キーを押しながら、入力します。
見て分かると思いますが、フランス語で多用される É È À Ç に対応するキーがあります。
そのおかげで、ベースとなるキー配列が日本の英字配列とは、微妙に異なってます。
慣れるまではちょっと大変かもしれませんが、慣れると便利です。
ここで、確認しておかなければならないことがあります。
パソコンの機種によっては、右「Alt」キーが存在してません。その場合、
右「Alt」キー = 「Ctrl」キーもしくは「Fn]キーと左「Alt」キーの同時押し
が対応するようです。どちらになるかは、機種によって違うようなので、
ご自分で確認してみてください。
あとは、入力方法が若干分かりにくいものをいくつか挙げておきます。
アクサン・シルコンフレクス
@を押した後に アルファベットを入力します。
たとえば、 â = 「@」を押し、 a
トレマ
「Shift」キーを押しながら@を押した後に、アルファベットを入力します。
たとえば、 ï = 「Shift」キーを押しながら@を押し、i
アクサン・グラーヴ
右「Alt」キーを押しながら@を押した後に、アルファベットを入力します。
たとえば、 ù = 右「Alt」キーを押しながら@を押し、u
œ = 右「Ctrl」キー を押しながら、e
最初は、打ち間違いが多いかもしれませんが、頑張って練習してみてください。