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仏検対策講座、問題解説その3を見た… [仏検対策講座]

仏検を受けないことに決めたが、やれることはやっておこう。

第6題の解説。

私は7問中正解5問だった。
不正解のうち1問は完全にポカミス。設問の否定を完全にスル―していた次第。

私はこのタイプの選択問題がちょっと苦手…。
言い換えが完全に等価とは思えず、あれこれ裏を考えすぎてしまうらしい…。
なにかと素直じゃないのだ。
反面、読み落としでうっかりという間違いも多い…。

ちなみに、この手の言い換えはDELFでも出る。
書き換え表現で、Vrai ou Faux を問うパターンが多いが…、
「わからない」という選択肢がある時もある。
さらに、2択というより、その後になんでそう思ったのか理由を書かせる場合もある。
その場合、理由を言えないと選択には意味がないから、
選択が間違っていても、論理を展開するのが大事と思っている節も感じる。

なにはともあれ、言い換えの基本パターンは頭に入れておこう。

ただし、書き換えにはシノニムが絡むので、それはいろいろ覚えないといけない。
日本語で言うと、『会議が「開かれる」、「行われる」、「開催される」』
こんな感じで言い換えできることを期待されているわけだ。
日本語もそうだが、フランス語でも同じ単語を繰り返さないことが美しいとされるため、
同義語を常にストックしておくことを要求されるから、覚えておくに越したことはない。
でも、微妙に使われ方が違うんだとか言い始めたりされると、頭の中で?がぐるぐる。

関係ないが、会話のためには自分が知ってて言える言葉だけで同じ内容を話す必要も…。
進めば進むほど、なにかと楽しいゾ! フランス語。

訳では、
l'origine de ce programme original  後ろのoriginalを完全に見落とし
jouer dans une pièce de théâtre    pièceのとらえ方を勘違い
cadre 額縁 枠組み・環境 → 雰囲気 (レトリック的に考えればいいのだろう)

最近ようやく自分でもわかってきた。
savoir  「経験によってできる」
pouvoir 「条件によってできる」

A Je ne sais pas nager.
B Je ne peux pas nager.

Aの人は泳ぐ技術が身についていない。日本語で言うところの「かなづち」。
Bの人は泳ぐ能力は持っている。
なにか理由や原因があって、「今は」泳げないと言っているのだと思う。
Je sais nager, mais je ne peux pas.., parce que j'ai un rhume.
泳げるよ、でも、泳げないよ、だって風邪ひいてるから。
Malgré un rhume, je peux nager.
「風邪ひいてるけど、泳げるよ」っていう人もありうる訳。

もう少し複雑な状況でも作文してみた。

Je ne sais pas dire des mots que tu veux.
君の欲しい言葉を言うことは知らないからできない。 君の願っていることなんかわかんないよって感じ? ばっさり。言い方次第で、かなり冷たいかもしれない…。

Je ne peux pas dire des mots que tu veux.
君の欲しい言葉を言うことは知っているけどできない。 君の願いはわかっているけど、言ってあげられないよって感じ? こちらは、前後に理由・原因が必要になるパターンかな?

2012.06.02 追記

dire des mots という言い方はしないだろうねェと言われ、
parler を使いなさいとの当たり前な指導を受けてきた。

その上で、
Je ne sais pas parler. と Je ne peux pas parler. の違いを考えてくるお題をいただいた。

フランス語でどう説明すればいいのかあれこれ思案中。たとえば、

Je n'ai pas la manière de parler.
Je comprends ce que tu me demandes, mais je ne te le dis pas.

今は頭おかしくなりそうなんで、いつか頭が整理されたら、改めて記事にしようと思う。


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